動機づけ面接法（Motivational Interviewing）は対人援助における面接スタイルのひとつです。

単に相手の言うことを受け入れるだけでもなく、もちろん、説得を強要するわけでもなく、相談者と協働しながら、問題解決・行動変容を促していく面接スタイルです。元々は問題飲酒の介入法として開発されましたが、現在では、喫煙、薬物乱用、HIV 感染リスク行動、精神科領域や糖尿病の治療アドヒアランス、衛生行動、ダイエット、運動、病的ギャンブルの他、教育分野、司法分野でも実証され活用されています。

「この人ったら、行動を変えればきっと良くなるのに…」そう思いながら仕事や生活することがある方であれば、どなたでもおすすめです。医療・福祉・教育・司法・保育など対人援助を行っている方には特に有効な面接スタイルです。